(株)センシング京都 製品・技術情報






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 センシングテクノロジーは変革の時代へ 
あらゆる分野に高度なセンシングテクノロジーが導入されていく中で、特に重さ(質量)、運動(速度、加速度、振動)の計測には高精度、高品質、高応答性のセンサが求められています。
しかしながら、これまで質量計測に使われているはかりは、計測精度向上のためには動的な現象の除去を必須としていますし、運動計測センサは物体の運動を単なる1次元的現象としてとらえ、これを相対的かつ過渡的にセンシングするだけのものなので、物体の3次元空間内での複合運動を真に動的な状態でとらえることをしていません。したがって厳密な意味で静止しているものが存在しない地球上での計測では、微妙な外乱によっても大きな誤差を生じやすくなっています。  
私たちが開発した動力学センサは、物体の運動を論じる動力学(Dynamics)における基本物理量である「質量」「力」「運動」の各成分を同時的にセンシングし、物理現象の時系列数値データを用いて運動方程式を数値解析法(モデル化しない理論)により解くことにより周囲の環境から影響を受けず、瞬時に対象物の正確な質量(DLS:ダイナミックロードセンサ)あるいは運動(DMS:ダイナミックモーションセンサ)を算出するものです。したがって無重力空間、走行車両、地表面、水中、流動液体、動的環境下などのあらゆる環境空間において質量計測を可能にします。





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動力学センシング技術とは

船上計測_01.jpg動いている物体の「力」「運動」を独自開発した光ピックアップにてセンシングし、その慣性質量を「モデル化しない理論」に基づき解析計算して算出する技術です。ここでは独自に研究開発した動力学センシング技術、特に動的質量はかりセンシングについて解説いたします。

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DLS(ダイナミックロードセンサ)

dmsmz01.jpg動的環境下などのあらゆる環境空間、場所において未知の質量の物体を対象としたセンシングを行うものです。

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DMS(ダイナミックモーションセンサ)

dms00.jpgLagrange方程式を満足する運動状態のセンシングを行うものです。

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DLS・DMS用途例

conveyer02 .psd例えば工場などで常に流れているライン上で、ラインを止めることなく流れてくる製品の重量を計測することができる。重量計測による製品の良品・不良品の検査、プロセスエビデンスの数値資料など得られる。

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